

カイロの南西約13km、ギザ地区の砂漠にそそり立つ有名な3基のピラミッド。ピラミッドは正四角錐の巨大な石造建築で、クフ王、カフラー王、メンカウラー王のピラミッドが並んでいます。クフ王のピラミッドは4500年前頃建設されたピラミッドで、3基のピラミッドで最大の大きさ。カフラー王のピラミッド前の葬祭殿へ続く参道の入口脇には、顔がカフラー王、体がライオンのスフィンクスがピラミッドを守護しています。高度な天文学知識をもって綿密に計算されて作られたとされるピラミッドは、今なお謎が多く、人々の好奇心をかきたてます。
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ラムセス2世によって建てられたこの神殿は、岩を切り崩して作られており、高さ33m、幅が33m、奥行き約63mという大きさです。建物の正面には高さ20mの4つの巨大なラムセス2世の座像が据えられており像の上には、偉大なファラオの名前が刻まれています。
世界遺産を守ることのきっかけとなったアブシンベル神殿の水没危機。ユネスコ提唱のプロジェクトで現在の場所に移築され、その難を逃れました。そして、今では1年のうち、わずか2日間だけ、朝日が東から西へ真直ぐに差し込み、一番奥の至聖所の4体の像を照らす神秘的なスペクタクルが、人々を魅了しています。
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パムッカレとは、トルコ語で「綿の宮殿」という意味。綿とあるのは昔からこのあたりが良質の綿花の一大生産地であったことに由来します。石灰質をふんだんに含んだ温泉水が、長い年月をかけて階段状の白い石灰棚を造り上げました。この棚田は、約200mの高さに渡って形成され、朝、夕の光に照らされると白く輝きをはなち、その美しさを増します。パムッカレの石灰棚を上がっていくと、その背後にヒエラポリスの遺跡があり、ハドリアヌス皇帝によって造られた円形劇場跡や神殿、住居跡、浴場後などが残っています。
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トルコ中部の標高1,000mの岩石地帯カッパドキアは、不思議な形の岩が並び立つ奇妙な地形です。何万年もの時間をかけ、火山活動と風雨の浸食により地球が造りだした奇跡のような岩の造形美は、まさにユニークにして圧巻。
カッパドキアには300を超える地下都市が存在していますが、キリスト教徒が一時的な避難所や修行の場として掘り進めたものだと言われます。その中には深さ50mを超えるものもあり、網の目のように地下空間と通路が広がり、集会所、ワイン倉、食堂など暮らしに必要な機能が備えられていますが、詳しい生活の記録や痕跡がないため今なお謎は多く残ります。自然の奇妙な風景に、人間の執念深いまでの「掘る」行為が加えられ誕生した奇妙な景観は、複合遺産にふさわしい絶景と言えるでしょう。
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エーゲ海には大小3,000もの島々が浮かび、紺碧の海に美しい風景を描きます。その島々の中でもサントリーニ島、ミコノス島、ロードス島、クレタ島などが代表的な島としてあげられます。サントリーニ島は、輝く紺碧のエーゲ海に映える白壁の家並みが印象的なおとぎ話の中の世界のような島、ミコノス島は、白壁の家並みに加え、名物の風車の風景など、どこを切っても絵になる風景はこの島ならでは。ロードス島、クレタ島ともに、歴史は古く、ギリシア文明の遺跡や文化が色濃く残る美しい島です。これらの島をクルーズしながら立ち寄り、のんびり歩いてみると、現代社会を忘れてしまいそうな、そんな時の流れと景色がやさしく迎えてくれることでしょう。
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地殻の変動で隆起した地層の柔らかい部分が、水の流れなどで侵食され不思議な地形の「メテオラ」とは「宙に浮くもの」という意味を持つギリシア語。そのまさに宙に浮いたような頂に聳え立つ修道院メテオラは、かつては迫害を受けたキリスト教修道僧たちの聖域でした。彼らはこの高さ400mもの岩山に、ビザンチン芸術の中心を築き上げたのです。最盛期には24を数えた修道院も、今日では5つの修道院にしか人が住んでいません。これら修道院と、それを支える奇岩群が織りなす景観はまさに幻想的な光景です。世俗を捨て神に従う敬虔な修道士たちは、断崖の上で生涯を祈りに捧げました。なぜ、険しい岩をよじ登り、そこで何を祈ったのか。これらはギリシア正教の貴重な遺産です。
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西洋文明の原点といわれるギリシア。そのギリシア文明のシンボル、アテネのアクロポリスは、ギリシアの首都アテネの街を見下ろすように建っています。その中心、パルテノン神殿は、都市国家「ポリス」の権威を示すために建築され、建築も、それを飾る彫刻も、ギリシャ文明の最高傑作と言われ、ローマ時代以後、西欧の、世界のあこがれを集めてきました。 神殿内には、金と象牙でできた高さ12mのアテネ女神像が飾られていたと言われています。
また、円柱の真ん中を微妙に膨らますエンタシスの技法は、遠くシルクロードを伝って、日本の法隆寺に影響を与えたことも、良く知られています。
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1983年世界遺産に登録されたブルガリアにおいて最も文化的、歴史的、建築学的に重要な遺跡の一つであると評価され、10世紀に創設された修道院。幾多の襲撃や破壊があり、現在の姿は19世紀半ばに建設されたものです。外壁や天井いっぱいに描かれたフレスコ画は、最も有名な画家ザハリ兄弟によるもの。そのほか、外壁や天井いっぱいに描かれた壁画はブルガリア正教独特の華麗なものばかりです。
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